壊したり創ったり考えたりするブログ

タイトル通りです。説明不要。多くは語らず。尻尾は振らず。どうかよろしくお願いします。

解体シリーズ第6弾「解体現場にクレームをいれるときの注意点」

どうも、ショックマンです。

解体シリーズももう6回まできてしまいました。

3回くらいで終わるつもりがちゃんと伝えたいと思ったら長くなってしまうものなんですね。


さて、前回までは苦情をいれるときのポイントを書きました。

じゃあ実際クレームいれましょとなったときに誰に言ったらいいのか?

工事関係者なら誰でもいいわけではありません。

結論から言いますと、「クレームは電話でいいので必ず現場担当者もしくは会社に直接言いましょう」です。

工事現場の出入口付近には必ず工事看板が掲げられています。

これに施工会社や現場担当者の名前、会社の連絡先が記されているはずです。

もしくは工事前の近隣挨拶のときに、現場担当者の連絡先が記載された紙が手渡されるかポスティングされていればそちらに連絡するようにしてください。


なんで直接じゃないとだめかと言いますと、無駄足になる可能性があるからです。

交通量の多い通りに面している現場や市街地の現場、第三者の通行が頻繁な現場の出入口には大抵ガードマンが配置されています。

そしてこのガードマンという職種は制服がけっこうちゃんとしている風の会社が多いです。

なので通行人がガードマンに話しかけることがそこそこあります。

世間話だったり現場のことを聞いてきたり。

それぐらいだったらいいんですけど、もし現場にクレームをいれようと思ったらガードマンに言うのはやめてください。

ガードマンがかわいそうとかそういうことではなくて、現場の担当者に伝わらない可能性があるからです。

ビシッとした制服の通りちゃんとした人であれば、クレームを言われたり現場に関して自分ではわからないことを聞かれたら、「私じゃわからないことなので担当者を呼びますね」という形の対応をしてくれるので問題ありません。

しかし、ビシッとした制服とは裏腹にそうでもない人の場合、クレームを言われても担当者に伝えなかったり、何か聞かれても分かりもしないのに知ったかぶってテキトーに返答してそこでおしまいにしてしまいます。

自分に知らされていなかったり、予定されていない車両が来ると、「こんな車来るなんて聞いてない」などと言って工事関係車両ですら勝手に追い返してしまいます。

本当に。

本当にそういう人います。

しかも少なくないです。

むしろこの人なら大丈夫っていう人の方が少ないですね。

さらに言うと、ただテキトーに返答するぐらいなら一万歩譲ってまだいいんですけど、ダメな態度で対応する人もたまーにいるんです。

そうなるともう、解体現場がうるさくてイライラして文句言いに行ったら対応した奴の態度悪くてさらにイライラして・・・という二重苦をあびてしまいます。

さらにさらに言うとこのパターンはガードマンだけとは限りません。

末端の作業員でも同じことが起こり得ると言えます。

現場付近で見かける、パッと見ベテラン風の親方っぽいおじさんでも蓋を開けてみると何のスキルもなかったり、話すら通じない人もいっぱいいます。


そんな人たちに何かを言ったところで時間と労力の無駄になってしまいます。

これらが「クレームは直接担当者に言いましょう」という理由です。


ここでこんなこと言わなくても、解体現場の作業員に直接話しかけようなんて人はなかなかいないと思います。

実際今までクレームがきてるのはほとんど会社を経由して現場に伝わってきています。

しかし中にはガードマンや作業員に直接という形も少なからずありますし、お年寄りなんかは特にそうです。

クレームいれても何も解決しなかったり、最悪の場合トラブルに繋がるなんてことがないようにと思って書いてみました。


ちなみに電話でクレームをいれてくる方は匿名ですし、もちろんどこの家の方なのかも伝えられないことがほとんどなのですが「現場から見てどの方角に住まわれているのか」だけ伝えてもらえると、その方向に対して特に気にかけて作業することができるので損はないと思うので参考までに。


ということで今回は以上になりますがいかがでしたでしょうか?

どこの業界でもそうでしょうけど、解体現場って変な人いっぱいいるんですよ。

いくらクレームのためとはいえ、そんな変な人かもしれない人間に自ら関わる必要は全くないんですよっていうお話でした。

それでは次回もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。