どうも、ショックマンです。
9月に入っても残りの暑さが猛威をふるっていますね。
このじりじりと来るきつーい太陽熱のせいで残りの暑さが生まれているのでしょう。
このままじゃバーベキューになってしまいます。
そんなきつーい残りの暑さの中でも僕は重機の中でエアコンガンガンで快適に仕事をしています。
というわけで今回は重機についてのお話。
重機に乗っていてこんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
・仕事で毎日乗ってるけどなかなかうまくならない
・安定して上手にできない時がある
・広大な庭をDIYでいじりたくて個人でちっちゃい重機を買っ
てみたけど思ったより難しくてイライラしてSNSにポエム
を投稿して痛い奴と思われてしまう。
こんな悩みを少しでも解消する糸口になればと思って書いてみます。
さて、重機が上手くなるために必要な要素はなんだと思いますか?
経験?センス?練習?
正直センスはかなり影響してきますが、それよりも大切なのは「意識をする」ことです。
そして意識するポイントは2つ。
①能力は最大限生かすこと
②水平操作はゆっくりでいい
当たり前のことのように思うかもしれませんが、この当たり前のことができてない人って結構います。
でもたったこれだけを意識することによって確実に重機がすぐ上手くなります。
すぐです。
ちなみにここで言う「上手くなる」というのは、より短い時間に多くの作業をきれいにできるということを指します。
重機オペレーターはプライドが高い人が多いのでこんな記事は虫唾が走るかもしれませんが、初心に帰るのもたまにはいいのではないですか?
もしかしたら虫唾も歩いてどこかへ行ってしまうかもしれません。
それでは1つずつ確認していきましょう。
①能力は最大限生かすこと
重機の能力は主にリーチとパワーです。
パワーを生かしきれない人はそうそういるものではありません。
例えば5キロのダンベルを持つのに、腕を伸ばして持つより曲げて持つ方が断然楽ですよね?
重機で重量物を持ち上げたり吊ったりするときに、近くに寄れるのにわざわざ遠くから腕を伸ばしてフガフガやってる人がいたらその人はきっと熱中症です。
それよりも必要なのはリーチを生かすことです。
土でも採石でもガラでもかき集めたり引っ張ったり均したりするときは腕を伸ばして手前に引っ張ってきますよね。
その時に腕を伸ばしきらない人が多いです。
僕もそうでした。
無意識にやってると腕を伸ばしきる前に引っ張ってきてしまうんですね。
山の上に乗っている状態だとみんな腕を伸ばしきって引っ張ってるんですけど、フラットになった途端にそうなってしまうんですよね。
おそらく近い方が見やすいのと、腕を曲げた状態の方が水平操作がしやすいからだと思います。
腕を伸ばしきることを意識してから周りを見たときに、それができていない人が多いことに気付きました。
20tクラスの重機を使ってるのに13tクラスと変わらない作業半径じゃもったいないじゃないですか。
当然作業効率も全然違ってきます。
どのサイズの重機でも、そのクラスのリーチをいっぱいに使うことを意識してみてください。
腕をガバーっと伸ばして遠くからガッサーっとやってる方がかっちょいいなって思います。
②水平操作はゆっくりでいい
水平操作というのはバケットやアタッチメントを一定の高さ、もしくは一定の勾配で操作することを言います。
重機に乗り慣れてない人にとっては難しいことで、オペレーターにとっては呼吸と同じです。
しかしその呼吸も急いでると乱れることが多々あります。
急いでるときは整地でさえもレバーMAXに倒してガシガシやっていて、そうすると必要以上にえぐってしまってそれを戻したりなんだりあったりするものです。
メーカーにもよりますが、三菱は油圧のバランスがあまり良くないじゃじゃ馬タイプなので特になりやすいです。
そうなってくると当然削り過ぎのとこは埋める、足りないとこは削るということをちょこちょこやるわけです。
それはそれは無駄な手間ですよね。
それをやるぐらいだったらゆっくり動かして一発で決めた方が結果的に早いしかっちょいいんです。
これはダンプに積み込むときにも同じことが言えます。
すりきり程度にすくって早く動かして7杯積むよりも、山盛りすくってこぼさないようにゆっくり動かして6杯積む方が多少早いです。
早いしかっちょいいんです。
というわけで意識するポイント2つ挙げてみましたけどいかがでしたか?
今回のことをまとめると
「重機の能力を最大限生かしてきれいにかっちょよく乗れば君もPerfect body」
です。
スポーツと一緒で子供は反復練習、大人は意識や考えることが上達への近道です。
経験しないとわからない感覚ではなく、少し意識するだけで確実に変わるとこができるので、ぜひ頭のどこかに置いといてください。
それではおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。