前回の続き。
屋根を増築する中で壁を作るのは1スパンだけ。
前回その部分の基礎が完成しました。
つまり柱が4本ある内の2本分は基礎ができてる。
残りの2本は別で基礎を作らないといけません。
柱受け金物を使うのが一番手っ取り早いのですけど、これがまあ高いのなんの。
安くても1個6000円ぐらいするからあっという間にすごい出費。
そこで私は考えた。
うまくできるかどうかの不安も含め悩んだ末にこんなものを用意。
鉄のフラットバー。
これに穴を開けて
こうする。
それをこうする。
それを2箇所。
そしたら型枠を組みまして
コンクリートを打ったらこうなっちゃいまして。
いわゆる砂肌というやつですかね。
通常コンクリートに使う型枠の板はパネコートと言って、ベニヤ板の表面がコーティングされたものを使います。
それによってコンクリートの水分が吸収されずに固まるのでツルピカ綺麗に仕上がるわけなんですが、今回僕が使った型枠の材料は現場で余った使用済みラーチ合板。
というのはまだ良くて、問題はコンクリートを打つ前に型枠を水で濡らしておかなかったということ。
乾いた板は当然喉カラカラで水を一気飲みできる状態なので、セメントを含んだ水が型枠にチューチュー吸われてしまったわけです。
水で濡らしておけば見れるぐらいは滑らかに仕上がっていただけにとても悔やまれるミス。
しかし僕は嫁さんも羨むポジティビストなのでこの状態を逆に利用してやるのです。
こうなのです。
モルタル塗って丸みを帯びさせて可愛くしてやりました。
丸み帯びさセストなので。
砂肌であんだけ粗ければ密着度もいいし、しばらくは凌げるでしょう。
割れて剥がれたら外側に枠組んでコンクリートで固めれば問題ナス。
それまではこの丸みを楽しもうじゃないの。
てことで次は柱を建てていきます。