ルーフィングが強風に剥がされながらもなんとかここまでこぎつけました。
いよいよ板金に手をつけていきます。
まずは隅っこのケラバと唐草から。
唐草はともかくケラバなんてこんな謎の言葉、屋根を作ることがなければ一生口にすることはなかったでしょう。
ということで噂のケラバから。
水上側が家の破風板にぶつかる感じになるので斜めに切り落とします。
それとケラバと唐草の角の部分を先に折り曲げておきます。
そして取り付け。


いい感じにシャキッと曲がっております。
ビスはシンワッシャーのドリルビスを使ってバチっと押さえつけます。
破風板を狙って打っていきます。
こういうことも起きつつ

取り付け完了。
こんないきなり終わってますが写真撮ってないだけでジョイント部分など初めてのことしかなくて苦労してます。
板金の加工の仕方は全部YouTubeを見ながらやりました。
やっぱりプロってすごい。
簡単そうに、しかもきれいなのにお散歩してるぐらいの感じでこなしていく。
見てて気持ちがいい。
そしてその中で、唐草板金はルーフィングの下か上か問題が白熱しておりました。
興味がある方は「唐草板金 ルーフィング」で検索してみてください。
神経質な僕はもちろんひたすら調べて答えを探し悩み続け、最終的にどうでもよくなってこうなりました。

どうでもよくなってというか、強風に剥がされまいと隅っこまで打ったステープルを取るのがめんどくさくてそのまま取り付けちゃいました。
でも一応唐草板金の下に雨水が入らないように苦し紛れシーリングをぺちょっと打っておきました。
ということでケラバ、唐草板金取り付け完了です。
ただ悔やまれることが一つ。
板金を広小舞にピタッとつけようとした結果、引っ張りすぎて板金が曲がって逆に浮いてしまったところが所々。

こういうところがやっぱり経験しないとわからないんですねー。
こういう経験から培われていくんですね、ノウハウというやつが。
nkow howというやつが。
ちなみに僕の人生ノウハウの一つは「牡蠣は食べ過ぎると嫌いになっちゃうよ」です。
震災復興で宮城に行った時に松島で牡蠣食べ放題をしてきました。
おばちゃんがスコップ、あの両手で持つタイプのやつで牡蠣をガサッとすくって炭焼きの網にガラガラっと広げていきます。
それを食べ終わるとまたガラガラするわけです。
わんこ牡蠣?スコップ牡蠣?です。
スーパーのカキフライ以外の牡蠣なんて滅多に食べないから多分20年分の牡蠣を一度に食べたんじゃないかな。
そしたら服に染み付いた牡蠣の匂いがものすごいくっさくさで。
その匂いでもう気持ち悪くなってそこから数年ほど牡蠣が食べれなくなりました。
他の食べ物って食べ過ぎてもお腹いっぱいで済むのに、牡蠣はダメでしたなー。
牡蠣は物足りないぐらいでおしまいにしましょう。
この記事もまだちょっと物足りないけど気持ち悪くなっちゃいけないのでこの辺でおしまいにしましょう。
おしまい。